代表インタビュー

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Interview

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マルコ・ポーロ合同会社の代表である黒坂卓司の略歴とインタビューを紹介します。当社とお取引を検討される方々に安心と信頼を寄せていただける一助となれば幸いです。

出身地:東京都町田市
略歴:1998年に都市銀行系列の信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)に入社。2021年10月に退職し、マルコ・ポーロ合同会社を設立し代表に就任。
業務歴:信託銀行では法人融資2年、プライベートバンキング(含む事業承継)2年、企業年金(人事制度及び資産運用に関するアドバイザリー業務)3年、証券代行(主にIPOコンサルティング、資本政策、コーポレート・ガバナンスに関するアドバイザリー業務)17年に従事。銀行員時代の大半をベンチャー企業の成長支援業務に従事。
家族構成:妻 長男 

【Q.信託銀行に就職した理由を教えて下さい。】

就職氷河期にあたり、就活中に拓銀倒産、山一証券自主廃業で、終身雇用の時代はいずれ終わると感じました。その過程で、就職後に専門性を身につけて将来は独立したいと考えるようになり、高い専門性を習得できる事が決め手となり信託銀行を選びました。安定志向で大手金融機関を選んだ訳ではありません。

【Q.新入社員の頃の話をお聞かせ下さい。】

はじめに配属された新宿支店は山手線内の不良債権を集めた大型店舗でした。法人融資業務の担当でしたが、前向きな融資はほぼ無く不良債権の回収が主業務でした。理不尽な思いをすることもあり、一生懸命に仕事をするほど心が荒んでいく日々が続き、希望を出してプライベートバンキング部門に異動しました。

【Q.若手社員の頃、一番印象に残っている事は何ですか?】

プライベートバンキング部門で従事した遺言信託業務ですね。高齢のお客様の話を聞き遺言書を作成する業務ですが、遺言者の人生の想いが詰まった遺言書を20代半ばの自分に任せてもらえる仕事の楽しさと責任の重さを感じながら、遺言書の最後に記す付言事項を毎日必死で考えました。
信託銀行業務の奥深さと社会的意義を学ぶとともに、IPOを目指す企業オーナーの事業承継コンサルティングのノウハウ(資産管理会社設立等)を習得しました。

【Q.信託銀行合併後の担当業務は?】

企業年金業務を担当することになり、退職金制度の構築から人事制度の設計等のコンサルティング、企業年金資産の運用提案などに従事しました。機関投資家が上場企業に投資するまでの流れや仕組みを学んだことと確定拠出年金のノウハウを習得した事が、今、役に立っています。

【Q.IPOコンサルティングはいつ頃から?】

2004年に証券代行業務の担当となり、独立までの17年間はベンチャー企業の成長支援業務に取り組みました。2009年大阪転勤後の12年間でIPOを実現した企業への関与率は7割に迫ります。

【Q.IPOのメリットは何でしょう?】

企業の知名度向上と信用力アップ、多額の資金調達が可能になる等のメリットがあるとともに、役員、従業員の将来のために力を発揮します。ベンチャー企業の10年後、20年後を思い浮かべて下さい。共に会社を支えてきてくれた仲間の将来を考えてあげることがベンチャー企業の経営者の義務だと私は思っています。“IPOを目指して構築した仕組み”が安心して働ける環境を創出します。内部統制の構築はビジネスの属人化を解決してくれますので、従業員が介護のため一時休職することを可能にし、コーポレート・ガバナンスの強化は経営者の暴走を抑制し企業の永続性に寄与します。また、ストックオプション等のインセンティブプランは役員、従業員の資産形成に多いに役立ちます。IPOはいろいろと利用価値が高い手段だと思います。

【Q.IPOを目指す企業にひとこと】

私は全てのベンチャー企業がIPOを目指すべきだとは考えていませんが、皆様の目指す世界の実現にIPOが役立つのであれば、上手に利用して欲しいと考えています。

【Q.IPOのメリットは何でしょう?】

企業の知名度向上と信用力アップ、多額の資金調達が可能になる等のメリットがあるとともに、役員、従業員の将来のために力を発揮します。企業の10年後、20年後を思い浮かべて下さい。共に会社を支えてきてくれた仲間の将来を考えてあげることが経営者の義務だと思います。この時、“IPOを目指して構築した仕組み”が安心して働ける環境を創出します。内部統制の構築はビジネスの俗人化を解決してくれますので、従業員が介護のため一時休職することを可能にします。コーポレート・ガバナンスの強化は社長の暴走を抑制し企業の永続に寄与します。ストックオプション等のインセンティブプランは役員、従業員の資産形成に多いに役立ちます。IPOはいろいろと利用価値が高い手段です。